狭いところから片付けるというのが、次もやりたくなるポイントです。家の中で狭いところと言えば「洗面所」ですね。
洗面所で使うものだけ置く
使うものは使う場所に置く、というのが片付けの基本です。洗面所では、洗顔など身支度のほかに、我が家の場合は洗濯もします。ですから、ここに置くものは、こんなにたくさんあります。
- 手洗い用石鹸
- タオル
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- コップ
- ドライヤー
- 整髪料
- 髭剃り
- 化粧品
- 入溶剤
- 洗濯物カゴ
- 洗濯用洗剤
- 柔軟剤
- ゴミ箱
ご家庭によってはもっと、いろいろな物があるかもしれません。とにかく種類が多いので、要らないものは処分して、洗面所を気持ちよく使えるようにしたいですね。
予備は持ちすぎない
今回の目標とする洗面所の状態はこちら!
- 洗面台に置くのは歯磨きセットと手洗い石鹸だけ
- ひとり1枚のタオル
- 消耗品は、現在使っているもの + 予備ひとつ
片付けの順番
今回も、30分のタイマーをセットして始めましょう。
30分で終わらなそうだと思ったら、今日は化粧品だけというように、種類ごとに片付けると、散らかりっぱなしで時間切れ!という悲惨なことにはならないですよ。
1.まずは、不要品を入れる箱を用意しておきます。分別がすぐにできるなら、そのまま捨てられるように指定のゴミ袋に直接入れてもいいです。
2.タオルは洗濯の頻度により必要数を置きます。それ以上あったら、掃除用におろして、それでもまだあるなら思い切って処分しましょう。新品は寄付できます。
3.化粧品は、開封して半年以上たったものは処分します。化粧品サンプルは、保存する仕様になっていないので全部捨てます。
4.できるだけ棚や引き出しにしまいます。
古い化粧品はトラブルの原因に
化粧品は、お気に入りができるまでは、次から次へと新しい商品を買ってしまいがちです。そうすると、使い切れず、かと言って捨てられないものが溜まっていきます。
捨てずにとっておくと、もったいないから使ってみよう、なんて気持ちになってしまうかも知れません。でも、これは危険です。
化粧品の消費期限は未開封で3年となっていますが、開封後は半年で期限切れになると書かれています。
期限が短い理由は、開封すると、空気に触れて酸化してしまうためです。
酸化すると、“黄色ブドウ球菌”や“表皮ブドウ球菌”といった細菌が繁殖します。その繁殖してしまった菌が、肌についてしまうと、かぶれやかゆみ、ニキビなどの肌のトラブルを引き起こしてしまう可能性があるのです。
私は身をもって実験、ではなく、もったいなくて使ったところ、見事に赤いぶつぶつができた経験があります。(泣)
それでも処分するのはもったいないという人は、足などに使ってみてもいいかもしれませんが、オススメはできません。
片付けるためだけではなく、肌のトラブルを起こないためにも思い切りが必要です。
予備が必要ならひとつで十分
本当は、洗剤など消耗品の予備は要らないと言ってもいいくらいです。それは、今使っている分がなくなりそうになってから、買いに行っても十分間に合うからです。ここにあるもので、数日でなくなるものはほぼ見当たりません。
それに、amazonやヨドバシ・ドット・コムなど、翌日に配達してくれるネット通販もあります。
予備を持たなければ、管理する場所も手間も必要がなくなります。買い物に行っても、安くなってないかなぁと、気にする必要もありません。
ただ、予備がないとどうしても心配なら、ひとつだけ買い置きすれば安心できますよ。
すでに予備がたくさんある場合
景品でもらった洗剤などがたくさん残っている場合は、未開封のものは寄付することができます。大家族でない限り、それほど消費量は多くないので、余剰分はよそに回しましょう。
未使用、未開封の洗剤やタオルなどの寄付を受け付けているところは結構見つかります。参考までにサイトをひとつ載せますので、よかったら見てください。
寄付先候補 ⇛ 物品ご寄付 | 公益財団法人 東日本盲導犬協会
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洗面台の上には極力何も置かないようにします。
家族みんなが気持ちよく使えるし、物がないと使ったついでにサッと拭くのも簡単です。拭くのが簡単だと、家族の協力が得られやすくなって、ピカピカの洗面所が持続するのでオススメです。