ひとりがインフルエンザにかかってしまったら、家族中にうつってしまうことがよくあります。
家庭内感染を最小限にとどめるために、何ができるか考えてみました。
インフルエンザにかかりにくい体を作る
インフルエンザウィルスを持っていても、発病しない人もいます。(ソーユーヒトニ、ワタシハナリタイ!)
そういう強い体であればいいのですが、すぐに体を変えることはできません。
でも、ウィルスに勝ちたいので、今すぐできる対策を立てました。
免疫力を高める
本来ならインフルエンザが流行る前にやっておくべですが、免疫力を高めることは今からでもやっておいて損はないです。
睡眠時間を十分にとる
質の良い睡眠は、からだの修復には必須です。ぐっすり寝た後は、疲れが取れてすっきりしますよね。
疲れが残っていると、ウィルスに負けちゃいます。
栄養を考えた食事を摂る
免疫力を高めるために、食事は重要です。
免疫細胞の元となるタンパク質(肉・魚・豆・卵)を中心に、バランスのとれた食事を摂るようにします。
また、免疫細胞の約7割は腸に集中していますから、腸内環境を整えることが大事です。ビフィズス菌を含むヨーグルトなどなら、毎日でも摂りやすいです。
また飲み物で、紅茶、緑茶が注目されています。感染阻止率は緑茶が97.6%、紅茶が99.96%※という高い効果を記録しています。
※出典:㈱バイオメディカル研究所
インフルエンザがうつりにくい環境作り
患者も自分もマスク
患者が咳やくしゃみをして、ウィルスを飛ばさないようにマスクをしてもらいましょう。
小さいウィルスを防ぐことはできませんが、水分を含んだ唾液が飛ぶのを防ぐことはできます。
換気をしてウィルスの密度を下げる
冬は寒さで換気が疎かになりがちです。患者がいる部屋の換気をすれば、ウィルスが溜まることが防げます。
ウィルスを広げない工夫
患者がさわるところを殺菌
いくら寝込んでいてもトイレには行きますから、通り道のドアノブや洗面所など、患者が触るところは結構あります。
家族も触れる場所ですから、こまめに消毒する必要があります。アルコールで拭き取っておきます。
タオルをペーパータオルにする
手拭きタオルは分けていると思いますが、できたらペーパータオルを使うようにすれば安心です。
インフルエンザの母を見守り中!
実は、母がインフルエンザ罹患中です。日中ひとりになってしまう母のお世話で、実家に通って4日たちました。
紅茶のボトルを持参して、ちょこちょこ飲みながら母に接しています。
高齢者なのに、1日で熱が下がって、元気なんです。でも、保菌者ですからじっとしていて欲しいのですが、家の中をうろちょろして、夕方になるとご飯を炊く、なんて言うんです。
「お母さんはインフルエンザなんだから、何もしなくていいのよ。やっちゃダメなの。」
「本物のインフルエンザって誰か言った?」
「病院で検査して、A型だって言われたでしょ?」
こんな調子です。母は認知症なので、すぐに忘れて、またご飯を炊くと言い出します。
認知症だからって、自分がインフルエンザだと言うことを忘れるなんて!体力あるなぁ。
医師から、「高齢者はインフルエンザから肺炎になりやすいから、何か変わったことがあったら、すぐに連れてきてください」と言われて緊張していました。
それを思うと、元気になって動いて困る、というのはよいことだと言えるのかもしれませんね。
でも、あちこち消毒して回る私の身にもなって~