毎日の献立を考えるのはたいへん
今晩、なに食べようか・・・
毎日、頭を悩ませます。
料理は得意ではないですが、さすがに何十年も主婦をやっていると、
それなりに食卓はカッコがつきます。
でも、「いただきます!」のその瞬間まで、
これで喜んでもらえるか不安なのです。
そんなことを思っているなんて、誰も思いも寄らないでしょう。
だから、一言、「美味しい」とか「味が薄い」とか、
何でもいいので反応がほしいと思ってしまいます。
子どもたちは、「美味しい!」とか、「これ、また、作って。」とか、
いろいろ言ってくれました。
そんな息子には、こう話していました。
「おとなになっても思っているだけじゃなく、
今みたいに口に出して言うんだよ。
料理した人は喜ぶし、次も美味しいもの食べさせてあげようって思うよ。」
でも、子どもたちが家を出て二人暮らしになってからは、
全くそういう言葉を聞くことはなくなりました。
夫は、時間になるとご飯が出てくるから、
黙って食べる。以上。
張り合いがない毎日の食事風景は、
積もり積もって私のストレスになっていました。
ホトトギス作戦でいざ!言わせてみよう!
美味しいか不味いか、言わぬなら、
言わせてみよう、ホトトギスです。
テーブルに着いた夫に、
「これ料理番組を見て作ってみたの。
初めてだけど、美味しくできたよ。」
とか、
「〇〇さんに頂いた、今朝採れた野菜で作ったの。美味しいよ。」
とか。
これで、
「へ~」とか、「美味しい」という言葉を言わせることに成功しました。
自分から料理の感想を言う習慣がなかっただけなのか、
ホトトギス作戦をやってから、言葉にすることに少しずつ慣れてきたようで、
ついに先日、
「お母さんのポテトサラダが一番美味しい。」
と言ってくれました。
そう思っているとは知らずに、
時々、惣菜コーナーのポテトサラダを買っていたのです。
早く言ってよ~
大事なたんぱく質を制限する食事制限
何を食べたいかだけではなく、
病気による食事制限も気にしなくてはならないのが悩みの種です。
夫の場合は、たんぱく質と塩分と水分の制限があります。
たんぱく質と言えば、人間の体を作っている大事な成分です。
それを減らさなければならないことは、普通の状態ではあり得ないことです。
具体的に言うと、健康な人と比べると、
- 肉・魚・豆類は約半分に
- 味噌汁・スープ類は飲まない
- 薄味にする
と、なります。
そうすると、どうしてもカロリーが不足してしまいます。
不足するカロリーを、多く摂取できる調理法で補うように、
栄養士さんから指導されていて、フライがいいそうです。
カロリーが少ない調理法から順に並べると、このようになります。
カロリー少ない ⇨ 焼く < 炒める < 天ぷら < フライ ⇦ カロリー多い
自分には たんぱく質をプラスして、カロリーを減らす
夫にいい調理法って、ワタクシ的(健康志向)には、むしろ避けたいもの。
そこで、毎日、悪戦苦闘して、
自分の食生活を守るための、解決策を考えました。
- 自分用にたんぱく源をプラスする(豆腐・納豆・豆乳・チーズなど)
- 揚げ物は衣を半分残す
不完全ですが、今はこの程度で良しとしています。
もうひとつ困ったことに、
夫のカロリー不足には、おやつを食べることも勧められているので、
おやつ抜きにしたい私には、毎日誘惑との戦いになっています。
やっぱり・・・誘惑に負けることが多くて、
後ろめたい気持ちになります。
ただ、これでも、私の内臓は異常値を出していないので、
ゆるりとした健康志向の食生活で、良しとしましょう。
さいごに
毎日の食事は、体づくりにはとても大切です。
作っている人にとって、一番嬉しいことは、
みんなが喜んで、美味しいって食べてくれることです。
そんな顔を見ると、もっと美味しいものを食べさせてあげたいって思います。
だから、
黙って食べてたら、損しますよ~