今日は、私が大好きな「文房具」の片付けの話をしようと思います。
溜まる一方の文房具ですが、ここらで一回見直しませんか?
あっちこっちにゴロゴロ
文房具といっても、一番溜まりがちなのは筆記用具ではないですか?ボールペン、サインペン、鉛筆、色鉛筆、さらに多色ボールペン、蛍光ペンなど。
それが一箇所に集まっていればいいのですが、ちょっとした引き出しに、あっちに1本、こっちに1本、テーブルの上に1本というように、バラバラになっていると、いったい全部で何本あるのかさえ分からなくなります。
こういう状態で置かれた筆記用具たちは、大事にされているとは思えません。最後まで使い切らないうちに、新しいものを使い始めて、使いかけのものが何本もある状態になってしまいます。
本当にそこに置く必要ある?
少なくとも以前の我が家はそうでした。家の中で使うであろう場所に、なんでも配置させては、やっぱりここにあると便利だねって自己満足していました。
一戸建てに住んでいたときはそれでよかったのですが、住まいをダウンサイジングしてマンション住まいになってから、以前と同じやり方でいいの?と疑問を感じました。
狭い部屋なんだから、置き場所を一箇所にして、必要なときに取りに行けばいいんじゃない?
そう考え方を変えたら、今までよりぐんと少ないもので事足りるようになりました。シンプルに生きるためにも、いい方向に向かった気がします。
処分した物・我が家の場合
これは以前に、溜まりに溜まった文房具を全部集めて、総ざらいしたときに処分したものです。呆れるほどたくさんありました。
- ボールペン 約10本・・・書けない、かすれる
- 三色ボールペン 2本・・・今の自分には太くて使いにくい
- 油性ペン、筆ペン 各2本・・・使うときには新たに買ったので古い方を処分
- シャープペンシル 3本・・・使っていない
- 鉛筆 5本・・・何十年も使っていない
- 消しゴム 2個・・・必要なときに見つからず買ってしまった物
- メモ帳 大量・・・なぜこんなにあるか不明、これも何年も使われず眠っていた
- 画びょう、クリップ、安全ピン 多数・・・大量過ぎて使い道が浮かばない
- 便箋 3冊、封筒 3束・・・手紙を書くのは年に1回あるかないかで、使い切れず
- のり 1個・・・先が固まっていた
どうしてこんなに使えないものまで取っておいたのかと言うと、その頃は、かすれるボールペンだと気付いても、また書けるようになる気がして捨てられなかったのです。いや、書けるようにはならないんですけどね。
今は、使いにくい、書けない、と思ったらすぐに処分しています。
ひとつのものを使い切ってこそ
お手頃価格でいくらでも手に入る文房具だからと言って粗末に扱わず、使いやすい物だけを持って、それを使い切ったときの達成感を体験してください。
「使い切る」と決めると、大切な1本になって愛着も湧いてきます。そのへんに放り投げておく気も起きなくなりますから、片付けを意識しなくても、きちんと定位置にしまう習慣が付きますよ。
< 片付けの鉄則>
小さなお子さん以外の、家族の物は勝手に捨てないでください。
家族の物が気になっても、まずは自分の物だけ片付けましょう。