目に見えない〇〇な人を守るためのマークを知っていますか?
外見からはわからない、内臓疾患や難病などで、援助や配慮を必要としている人がいます。
こんなマークを見たことありませんか?
見たことがあるマークもありますが、全然知られていないマークもありますね。
もし街で見かけたら、マークの意味を思い出して、自分にできることを考えてみてください。
では、それぞれのマークを簡単に紹介していきます。
ヘルプマーク
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方
ハート・プラス・マーク
内部障害・内臓疾患の方など、援助や配慮を必要としている方
オストメイトマーク
トイレに貼ってあったら、オストメイトのための設備があることを表す。
マタニティマーク
妊産婦の方。電車の優先席にも描かれていることから、認知度は高い。
聴覚過敏保護用シンボルマーク
聴覚過敏対策の保護具・遮音具や、それらを用いている方。ヘッドホンと似ているため、子供が装着していると白い目で見られることがある。
介護マーク
介護実施中である事を示す。異性の介護者がトイレ介護をするときや、男性介護者が店頭で女性用の下着を購入する際など、理解を得るため。
私たちにできることは?
このようなマークに気づいたとき、私たちができることは何でしょう。
- 電車内では、席を譲る
- 困っているようだったら、声を掛ける
- 何かに手間取っていても、急かさない
どれも、相手の身になれば、考えつくことばかりです。
こんなことが誰でも自然にできるようになれば、いいですね。
これも知ってほしい!エスカレーターマナーアップキーホルダー
エスカレーターで怖い思いをしている人がいる
障害のため、他の人と同じ側に立てない人がいます。反対側に立っていて、白い目で見られたり、舌打ちされたり、辛い思いをしています。
中には、ぶつかって転倒しそうになった例もあります。
一歩間違えれば、大怪我をしてしまいます。
このキーホルダーは、一方にしか立てない方が身に着けて、後ろから来る人に理解してもらい、安全にエスカレーターを利用できるようにと作られました。
本来、エスカレーターは2列に並んで立つようにできていますし、駅でそのように呼びかけているところもあります。
でもまだまだ、立つ列と歩く列ができてしまっているのが現状です。
歩きたくないと思っても、歩かざるを得ない状況なのです。
エスカレーターの片側を、歩いたり駆け上がったりするのは危険なことです。
大きな事故が起きる前に、みんなで協力して、2列立ちマナーを広げていきませんか?
鉄道会社でも呼びかけているのですから。
エスカレーターマナーアップキーホルダーがほしい方は、こちらから申し込んでください。↓↓↓
エスカレーターマナーアップ推進委員会 | 公益社団法人 東京都理学療法士協会
このキーホルダーは、次のような人にも着用してほしいということです。
- エスカレーターの右側に立って乗りたい方
- エスカレーターは両側に止まって乗るのが本来のマナーであることを広めたい
- 右側に立ちたい方の思いを支援したい
- 大切な人とエスカレーターに並んで乗りたい
- おしゃれだからつけてみたい!
「わけ」などいらずに乗れるのが本来のマナー。
思いやりの社会を目指して,今は多くの方が色々な「わけ」をもって支援できるよう願いを込めて。
(引用:東京都理学療法士協会 エスカレーターマナーアップ推進委員会)
Twitterやテレビ番組で話題になったことから、問い合わせが多く発送まで少し時間がかかっているようです。
まとめ
一見元気そうでも、いろいろな不自由を抱えている場合があるということを、覚えておきたいですね。
みんなが安心して出かけられるように、一人ひとりが思いやりを持って行動したいものです。
優しい気持ちが、みんなに連鎖して、自然に助け合いができる世の中になるといいなと思います。