物が少ないと、掃除が楽なだけではなく、気分もスッキリすることに気がついて、すっかり片付けにハマっています。
そこで、場所ごとの片付け方法を書いていきたいと思います。
今回は玄関です。
扉を開けてホッとできる場所
ただいま!とホッとした気持ちになる場所であり、誰かが来たときにまず目に入る場所が玄関です。ごちゃごちゃしていたら、がっかりしちゃいますね。
面積が狭い玄関は、片付けの手始めにはもってこいの場所です。1日で結果が出るので、次へのやる気が出て、自信も付きます。
まずは、玄関を見渡してみてください。
毎日見ていると何も感じなくなっているかもしれませんが、そこになくてもいい物はありませんか?
何も感じない人は、写真を撮ってみると、客観的な目で見ることができますよ。
散らかる原因になる、こんなものはないでしょうか。
- 家族の数よりもかなり多い靴
- 掃除用具や布きれが見えている
- 趣味のテニスラケットやボールなどが置いてある
- 下駄箱の上が物置になっている
- 下駄箱に入りきらない靴を便利グッズで2段重ねにしている
- 空箱が置きっ放し
本当にそれ、玄関に必要なものですか?
玄関で見えていいのは、ひとり一足の靴と傘
今回の目標とする玄関の状態はこちら!
- 玄関のタタキには、ひとり一足の靴だけ
- 下駄箱の中は、履く予定がある靴だけ
- 下駄箱の上には何もない(何か飾りたいときは、ひとつに!)
■片付けの順番
ダラダラやらずに、30分のタイマーをセットして始めましょう。30分だけ頑張ってみましょう。
1.まずは、不要品を入れる箱を用意しておきます。分別がすぐにできるなら、そのまま捨てられるように指定のゴミ袋に直接入れてもいいです。
2.次のような靴、傘をサッと見極めて、用意した箱に入れます。
- デザインが気に入っているけれど履く機会がない靴
- ちょっとだけキツイ靴
- 同じような靴
- 急な雨降りで買ったビニール傘
- 壊れているのに置いてある傘
< 注意!靴や傘の分別方法は自治体によって違うので確認をしてください。>
3.玄関が本来の置き場所ではない物を、元の場所へ戻したり捨てたりします。
- 下駄箱の上に置きっぱなしのDM、レシート、メモなどはその場で確認して処分
- スポーツ用具は持ち主のエリアへ
- 空き箱は畳んで自治体の回収時に出します
どうですか?要らない物、忘れていた物がたくさん見つかりませんでしたか?
玄関はたいていは通り過ぎる場所なので、一度置いた物を片付ける気になりませんよね。
靴がたまる
収納場所があると、捨てることを先延ばしにしてしまいがちです。私も長い間そうしていました。
でも、今回の”玄関片付け”で半分以上の靴を捨てました。100均で買った、靴を二段にしまえるプラスチックの台が6個不要になりました。
下駄箱の中に余裕があったので、もう履かない靴と思いながらも、捨てずにしまってあったのです。
ここまでやると、下駄箱にはかなりのスペースが空いてきます。
そうしたら、そこは別の用途に使えます。 でも、ムリに何か収納しようと思わないで、ゆとりある収納のほうが使いやすいですよ。
1回で片付けが終わらなくても、生活には何の不都合も起きないので、また次回、続きをやってください。
片付け終わった玄関を何回も見に行ってニヤニヤしてしまう。この気分をぜひ味わってくださいね。
< 片付けの鉄則>
小さなお子さん以外の、家族の物は勝手に捨てないでください。
家族の物が気になっても、まずは自分の物だけ片付けましょう。