家事の全般に共通することですが、先を考えて今の作業をすると、モチベーションが上がります。主婦はたいていひとりで家事を完結しますから、ひとつのことをやるときに、次の手順がやりやすい状態にしておくことが、未来の自分のためになります。
この一手間が、未来の自分をラクにする
アイロンがけが好きな人はいますか?私はできるだけアイロンが必要ない衣類を選んで着ています。それくらい、アイロンがけは苦手です。
洗濯の後にアイロンがけは付きものですが、干し方ひとつでその手間がなくなるくらいキレイな仕上がりになるので紹介したいと思います。
▼ シワを作らないためにやっておくこと
- 洗濯ネットを使う
- 洗濯物のシワを伸ばしてから、かごに入れる
ひとつずつ解説していきますね。
1.洗濯ネットを使う
洗濯物は、衣類同士が絡まるとシワになるので、気になるものは洗濯ネットに入れます。シャツやブラウスなど袖にボタンがあるものは、前立のボタン穴に通しておくと、袖が他のものと絡まりません。
2.洗濯物のシワを伸ばしてから、かごに入れる
◎かごに入れる順番は、シワになったら困るものから◎
シャツ、ズボン → タオル、バスタオル → 下着 → 靴下
かごに入れる前に、シャツでも何でも1枚ずつ、空気を含ませるように10回バサッバサッっと振り払います。そして、平らな面は平らになるように、手でなでてから畳んでかごに入れます。靴下は、踵の部分を何足でもまとめて持って振り払うと形が整います。
畳むときに、変なところに折り目をつけると、そのまま乾いて取りにくいシワになってしまいます。私は、アイロンがけがしたくない一心でここは気をつけています。
このやり方の副産物
シワになりにくくするために考えた方法ですが、時間短縮になる干し方にもなっていました。先程書いた順番でかごに入れた洗濯物は、上からだと靴下、下着、タオル・・・と入っています。同じ種類の衣類がまとまっていると、バラバラのときと比べると1/3くらいの時間で干すことができます。
畳むのが面倒かも知れませんが、慣れると立ったままでささっとできるようになりますし、ここで時間を取っても、干すときに一気に時間は取り戻せます。
そしてこの順番でかごに入れると、干すまでの少しの時間ですが、洗濯物の重みでさらにシワが伸びます。もし急に電話がかかってきて長電話になったとしても、洗濯物がシワシワになる心配もありません。
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この方法は、洗濯物を手で引っ張ってシワを伸ばすのではなく、繊維に空気を送り込んでシワを伸ばす方法です。
こうすることで、我が家ではアイロンがけゼロです。アイロンを掛けるとしてもだいぶ手間は少なくてすむはずです。そして、タオル類はふっくらとしますよ。
毎日やっている洗濯でも、もっと工夫することはないかなと考えると楽しいです。